野洲市民病院問題

野洲市民病院問題については、賛否両論があってもしかるべし!
 それは、決して間違いではありません。しかし、当初から、或いは中盤ならそれも良いと思いますが、6年も貴重な時間を費やし、市民が「そんな、良い案があるのか!!」と思える対案もなく、しかも反対議員の主張は個々に違います。
 その現状の中、市議会自ら「野洲市病院事業の設置等に関する条例」を可決しておきながら、3月24日及び5月17日(臨時会)に於いて「平成29年度 野洲市民病院事業会計予算」が何れも議長決裁により否決されるという事態となりました。
 野洲駅前、800m圏内にこうした病院等を建設することは、国土交通省が進めている「社会資本総合整備事業(※)」に合致し、その交付金10億5,000万円の内、今年度は実施設計費の半分5,200万円の正式内定が3月31日にあり、財政上も有利となったにもかかわらず、この様な結果は残念でなりません。現野洲病院が耐震問題他で持続出来ない、また、医大から院長はじめ医師の派遣も、新病院整備が前提となっている以上、待った無しの医療現場や市民の命と健康を守るためにも、一日も早い可決が必須であります。市民の皆様のご理解を賜りながら邁進して参ります。

※ 市町村が行う重要な街づくりのための施設を整備支援する国の交付金

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